森林施業プランナーについて




■森林施業プランナーとは

提案型集約化施業の業務を行うのは「森林施業プランナー」(以下、プランナー)です。プランナーは、森林所有者に代わって、水源涵養機能や木材生産機能など市町村森林整備計画におけるゾーニングに基づいた面的なまとまりを持つ計画である森林経営計画を作成します。それとともに、作業団地単位ごとに森林施業の内容や事業収支を示した施業提案書を作成し、森林所有者へ提示して施業を受託します。その後、現場技術者への作業内容の指示から実行管理までを行います。このように、プランナーは森林所有者に代わって地域の森林を管理する重要な存在です。

→認定森林施業プランナー活動事例集ページ




■森林施業プランナーとフォレスター、フォレストマネージャー等との関わり

林野庁で取りまとめた「森林・林業再生プラン」の中では、森林施業プランナー以外にも下記のような技術者・技能者の育成を図り、連携・協力しながら其々の役割を発揮させていくことで、利用期を迎えつつある森林資源を活用した持続的な森林経営を全国各地で進めていくこととしています。





■提案型集約化施業の手順と役割分担

提案型集約化施業を具体的にどのように進めていくのか、施業提案から完了までの手順と役割分担を下記の通り表にまとめました。




■ 施業提案書・完了報告書の例

森林施業提案書(見積書)例と森林施業完了報告書(精算書)例の様式データを配布しております。


 使用に当たっての注意事項

・本データの活用に当たっては、各都道府県の補助金等の規定や、事業体の内規等を踏まえて適当な修正を行ってください。
・本データの活用によって使用者に生じた損失に関しては、作成者に原因があるかどうかに関わらず、協会は一切の責任を負わないものとします。


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